【シェーバー ES-SR10】４７日間伸びた髭を剃る

髭を４７日間伸ばしてから剃ってみました。
髭の長さは14mmになります。
この長さですと電気シェーバーを使いましたが、一発では剃れません。
シェーバーの前にバリカンで１mm以下まで刈っておくとあとはシェーバーで剃ることができます。
剃刀でも剃ることはできますが、安全に手早く剃るには電気シェーバーは有効です。
ただし仕上がりは機器の性能や剃る人の技術によるところがあります。
価格も下がってきているので日常的に使うことを考えると電気シェーバーは介護する人にとっても、よい味方になりそうです。

髭を1ヶ月伸ばした状態からツルツルに剃れるか。
どのカミソリで剃るのが良いか？
ヒゲが伸びるスピードは、通常1日に0.3mm～0.4mm程度です。
1か月間髭を剃らないでいて14ｍｍ程伸ばしました。
使う道具は二つです。
プロバリカンER-GP80
価格　約2万円
電気シェーバーES-RS10　
価格　約１２００円
両方ともパナソニック製です。
電気バリカンは散髪するのに使っているプロ用です。
しかし髭を整えるためなら安い家庭用のバリカンでも十分です。
電気シェーバーは沢山のパナソニック製シェーバーの中でも廉価モデルです。
本来の目的は旅行先での携行用のようでうです。
僕くらいの髭の濃さだったらこの製品の性能で十分剃れます。
（後にこの日の二日後の髭の状態で剃ってみるとよく剃れました。）

まず最初に14ｍｍ伸びた髭をバリカンで一気に落とします。
最初は３ｍｍのアタッチメントを付けてで落としました。
これくらい髭が伸びていると顔の皮膚に湿疹やイボがあったときに隠れています。
最初からむきだしのバリカンの刃をあててしまうと傷つけてしまう場合があります。
怪我をふせぐためにアタッチメントをつけて一通り長いひげを剃ってしまいます。
３mmに刈った髭に試しに電気シェーバーをあててみますが歯が立ちません。
まだ電気シェーバーで剃るには長すぎるようです。

今度はアタッチメントを取ってバリカンの刃を直接あてて髭を剃ります。
このとき髭の長さは0.8㎜になります。
一回あててみると剃れていますがきれいではありません。
シェーバーを何回か当てていると剃れてきました。
毛穴が集中している口角のあたりは手で引っ張りながら剃るときれいに剃れます。
剃り残しが多いあごの下も注意しながら剃ります。
あごの下の引っ込んでいるところは顔を上に向けて剃刀を当てやすくすると剃りやすいです。

シェーバーの刃はよく切れるので皮膚に軽くに当てるだけで充分です。
剃れていなかったら同じところを何度か繰り返して当てるとよいと思います。
そのときシェーバーを持った反対の手で皮膚を引っ張って毛を起こしてあげるときれいに剃れます。
毛の生え方は流れがありますので斜めに生えています。
それと反対側に皮膚を引っ張ると毛の根本が起きます。
起きた毛にシェーバーを当てると効率よく剃ることができます。

0.8ｍｍの髭の状態から３分弱くらいで剃り終わりました。
14ｍｍの髭の状態から剃り終わるまでの作業時間は５分弱でした。
かなり早く効率的に伸びた髭を処理できたと思います。
剃刀で剃る場合は髭をホットタオルで蒸したり、シェービングソープを塗ったりするのでもっと時間がかかります。
バリカンと電気シェーバーを使うことで時間短縮になりました。
ただし、剃ったあとの仕上がりは電気シェーバーの性能でまた違ってきます。
今回は廉価モデルなので剃刀で剃ったときよりも髭は残っていると思います。
より高価で性能の良い製品ならかなりきれいになると思います。

今回の髭剃りでは皮膚が完全に乾いた状態で剃りました。
あまり強くあてると事後で少し皮膚がひりつきがあります。
とくに敏感肌の人には考慮が必要です。
電気シェーバー用ローションをつけるとより皮膚との摩擦が少なくなり
肌の負担が減ると思います。
実はぼくは普段はT字剃刀派です。
電気シェーバーはこれまで使ってきませんでした。
しかしこの小さな電気シェーバーを使ってみて、手軽だしとても簡単でよいと思いました。
電気製品なので中に詰まった髭を掃除するメンテナンスは必要です。
価格も安いので一つ持っておくと重宝しそうです。

斉藤聡
訪問カットさいとう代表 　
訪問介護員歴3年