【なんて伝える】 カットの注文の仕方

「何ｃｍ切ってください。」
髪型は変えないで伸びた分だけ切ってメンテナンスするという考え方です。
ワンレングスの女性ではこのパターンは多いです。
3ヶ月経ったので３ｃｍ切る感じです。
何か月経ったので何センチ切ってというたのみ方はよくあります。
同じ髪型を継続する場合はわかりやすい注文の仕方です。
天頂部と側頭部では髪の伸び具合に差があります。
理美容師さんのほうで全体的に同じ長さを切るのではなく全体のバランスを見て
切ってくれます。
でも、髪型を変えたい場合はこれでは伝わりません。

「丸坊主にしてください。」
この注文の場合はバリカンで全頭を刈り揃えます。
このとき長さは何ミリにしますか？と聞くことが多いです。
標準の坊主頭は3ｍｍで1分刈りと言われます。
五分刈りでと言われたら9ｍｍのアタッチメントを付けたバリカンを使います。

「ショートカットにしてください。」
ショートと言っても
男性のショートと女性のショートは違います。
男性のショートのほうが短くなります。
男性のショート場合は耳はほとんど出します。
女性は耳は完全に隠れていても襟足のほうが短くなっていればショートの部類だと思います。
「ショートボブにしてください。」
この場合は段（グラデーション）がほとんどないか、低めに入っています。

画像を見せる
スマホの画像を見せて、イメージを伝えます。
画像検索で探した好みの髪型を見せてもらうことが多いです。
本人が前に切ったときの写真のこともあります。
このとき、正面からの画像を見ることが多いですが、
正面からの画像だと後ろがどのようになっているのかわかりません。
正面だけでなく横から写した写真があるととても参考になります。

おまかせで。
任せるので好きに切って
お任せでと頼まれた場合は無難に切るのと少し長めに切ります。
ヘアカットは切ることで成り立っていますので、切り過ぎたら取り返しがつかないからです。
多少切りすぎてもカバーするテクニックはあります。
こんなに切るはずではなかったと言われてももとには戻せないのです。
そういう場合は切るときに長さを確認しながらのカットになります。　
だいたい耳周りの長さを決めると全体的な長さは予想がつきます。

重要なポイントは耳にかかる髪の長さ
〇耳をどれくらい出すかどうか？
耳が隠れる長さ
耳が半分出る長さ
耳が完全に出る長さ
横の髪を耳にかけたいのか下に降ろすのかでも長さの調節が違います。
耳の周りの髪の毛の角度で後ろの髪のデザインが変わってきます。