【介護保険】 認定調査でがんばっちゃう心

認定調査 その他

先日実家の83歳の母の介護認定調査に立ち会いました。
去年に初めて申請して今回は更新で2回目です。
普段どおりの行動を見てもらいどの程度の介護が必要なのか判定することが目的です。
しかしいざ調査員の前だと、判定される側は普通以上にがんばってしまうようです。



普段通りの動作を見せたい

シルバーカーがあれば安定する

母もいつもは歩く動作はかなり頼りない感じなのに、この日は普通に歩けているように見えました。
自分ができないところを見せたくないような感じです。

日常的に普通に歩けるくらいなら介護保険の申請をすることはなかったんですけど、そうではありません。
杖を使わないと安定した歩行が難しくなっています。
案の定、調査員の人も普通に歩けますねと言っていました。

介護保険を使用するときは市町村役場の高齢者課に介護保険申請を行い、介護認定調査を依頼します。
認定調査員が利用者と面談してから介護度を判定します。
それと主治医による書面が必要になります。

認定調査は30分ほどでした

利用者の介護度の調査はこんな感じでした。
身体 歩行に問題はないか
   衣服の更衣はできるか
   排泄は自力で行えているか
   視力 聴力 話すコミュニケーションに問題はないか
   言葉は自然に出てくるか
   記憶はできているか

生活 自立した生活ができているか
   
   調理 食事は自分でできているか
   洗濯 洗濯は自力で行えているか
   清掃 掃除は行き届いているか
      衛生的な生活ができているか 

精神 物忘れがあるか
   感情に過度に起伏がないか
   認知症はないか

など質問は30分くらい続きました。
それと手足の動きや立ち上がりや寝返りなどの動作の確認がありました。
そしてどのような生活をしているかを詳しく話しました。
ときどき本人の話の他に自分が補足を入れました。
一通りの話が終わると調査の方は帰っていきました。

主治医による意見書が必要です。

主治医に認定書をかいてもらう

その後主治医の先生に介護保険申請のための書類を書いてもらうために病院に行きました。
診断のあと骨粗鬆症のための注射を打ってもらいました。

最後に週に一度行っている、スーパーへの買い出しに行きました。
駐車場に車を止めてお店の中までの母の足取りは頼りない感じでした。
調査の中で身体の動作チェックの際に張り切りすぎて疲れてしまったようでした。

介護保険の申請の後の計画として、本人はあまり気がすすまないようでありますがデイサービスの利用を考えています。

今後も見守っていきたいと思います。

買い物に行くのも一苦労

自宅から外にあまり出なくなってからこの4月で1年経ちます。
きっかけは転倒によって膝を痛めてしまったからです。
歩くときは右足を引きずるような動作が見られます。
それまでは自転車に乗って買い物に行っていました。
今は自転車に乗ることが怖くなったようで乗ることはなくなりました。

介護保険の認定は1ヶ月ほどで判定結果がわかる予定です。
これまではいちばん介護度の低い要支援1でした。
介護度に応じてサービス時間が決まります。
これまでは介護保険を実際に使うことはありませんでした。
今後一人暮らしの母ができるだけ不自由することのないように家での生活を考えていかなくてはなりません。

斉藤聡
訪問カットさいとう代表  
訪問介護員歴3年 



東北工業大学卒 群馬理容専門学校卒  管理理容師
1995年から理容室、ユニセックスサロンの2店舗で理容師として勤務。 
2002年からは訪問理美容専門事業所に所属して訪問理美容を開始する。
同時に訪問介護員2級を取得する。
2019年より伊勢崎市を中心とした地域密着の訪問理容を志し独立する。
同時に資格を活かして訪問介護員としても活動を開始する。
ホームヘルパー4年めになりました。
伊勢崎市、桐生市、みどり市を中心に訪問カットをしています。

コメント